袋小路の男



100人の人にお勧め!!なんていう感じの本ではないですが、なんだか随分長い間、心にひっかかっております。



巷では「純愛小説」と謳われているようですが、ストレートな純愛ではないよなぁ。

「ある意味、純愛なのかなぁ」という感じ。



人を好きになると自分でも判ってはいるんだけれど、駄目〜な感じになっちゃう人は共感できるかも。(苦笑)



要するに高校の時に好きになった人を、なんだか忘れられなくて、切るに切れなくてっていう割とぐだぐだだらだらした関係の二人のお話なのですが…。*1




なのになんでか、忘れられない。



に、加えて良質な文章。



日本語を理解できて、日本人の気質を知っていてよかったな。*2


と思える本。*3

*1:はたから見ると。でも、こんなまとめ方でいいのかな?決して違うと思う。(汗)

*2:全部を理解している訳ではないけれど私なりに。

*3:たまに良質な日本語を読むとそう思えるのです。